漢字だらけで読めないよ!漢文!
模試を解いていて
「古典終わったー! んん?」
ページをめくると
漢字がズラリ!
本文を見るだけで嫌になりますね
でも
「疲れたからもう寝ちゃお」
ではなく、
ちゃんと問いてくださいね!
なぜなら漢文は
比較的点がとりやすい科目だからです!
と言うのも、
漢文にはそこまで
気を付けることや覚える単語などが
多くないからです
「じゃぁ漢文は何を勉強すればいいの?」
具体的には
以下のことを勉強しておけば
そこそこ点がとれます
・返り点
・再読文字
・使役
・反語
です!
まずは「返り点」に慣れて
すらすらと文を追えるようになりましょう
「返り点」とは、
漢字の左下に書いてある
「一」「二」と言った漢数字、
「レ点」「一レ点」「二レ点」
などのことです
文字通り、
先に下の語を読んでから返ってくるように
上の語を読みます
漢文には、
これらの数字や記号が
たくさん出てきます
しっかりと順番どおりに読むことが
理解のカギとなるのです
なので
「この文の感じの順番分かんないからほっとこ」
ではなく
一つ一つ順番に読んでください
また、
早く問題が解き終われば
「見直し」や
「分からなかったところの熟考」
ができますね
漢文は国語総合で
一番時間を短縮できる科目なのです!
なのでどんどん読んで、慣れましょう!
続いて再読文字
再読文字とは
最初に読んで、
あとでもう一回読む漢字のことで
例えば、以下の漢字です
「未レ(返り点、この形で失礼します)」
読み方:いまだ~ず
意味:まだ~していない、~しない
「当レ」
読み方:まさに~べし
意味:~しなければならない、~するにちがいない」
などがあります
まだ他にも再読文字は存在します
同じ読み方をする漢字も多いです
さらに、
これら再読文字は漢文で必ずでてきます!
頑張って覚えましょう!
続いて使役
漢文の多くは昔話です
よって
「王は私に~させた」といった
使役の文が多くあります
「使役」も「再読文字」と同じくらい
頻出しますので、頑張りましょう!
漢字やその種類の数は
少ないのでご安心を!
最後に反語
反語とは
「~だろうか、いや~ない」
などと訳されるもので
一見、
「ただ疑問に思い、その後すぐに否定する文」
と思ってしまいそうですが、
実は「強調」を表しています
例えばこんな風に読みます
「焉(いずく)んぞ知らんや」
(訳:どうして知ってるだろうか、
いやしらない)
というような感じです
「『いや~』いこうのとこ要らなくね?」
確かに、
意味は的にはなくても通じますが
この「反語」も頻出です
面倒くさいかもしれませんが、
大学側は面倒くさがらずに
丁寧に訳せる人を求めています
ちゃんと読みましょう!
漢文では以上4点、
・返り点
・再読文字
・使役
・反語
ができれば十分に問題が解けます!
単語を覚えるという作業がほとんどない漢文
「英語より、古典より読める!」
と漢文は楽しく勉強ができる可能性が
一番高い科目です
ぜひとも楽しみながら覚えていってください!
ご閲覧ありがとうございました!